​絵本で伝える「知ってください」

――息子の障がいのことを知ってほしい――

絵本プロジェクトが生まれたきっかけは

1冊の絵本を手にしたことからでした。

その絵本の原作は

神経発達症（自閉症）の息子さんがいる

お母さんが思いを込めて作った、手作りの紙芝居でした。

小学校での読み聞かせが反響を呼び、

テレビ番組で取り上げられた物語です。

ついにこの度、絵本として販売されました。

​

きっかけは障がいのことでしたが

社会生活においては

「場の雰囲気」に合った言葉や

「目線や声の抑揚」から読み取る非言語など

目には見えない事柄が溢れています。

​

目には見えない事柄を

どうすれば知ってもらえるのかと考えた時、

絵本制作が頭に浮かびました。

​

こんな悩みがあることを「知ってください」

こんな喜びがあることを「知ってください」

​

様々な題材をもとにして制作に取り組み、

幼稚園や学校での読書支援として

読み聞かせのボランティア団体と

連携することを含めた活動を

絵本プロジェクトとしています。